SIE、PS5向けDualSense Edge ワイヤレスコントローラーを公開 カスタムコントロールでプレイにEdge(優位)を持たせる設計
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、8月24日、PlayStation 5用DualSense Edge ワイヤレスコントローラーを公開した。高性能で幅広いカスタマイズが可能なコントローラーだという。
名称の由来はカスタムコントロールの作成を可能にすることでゲームプレイに“Edge”(優位)を持たせるよう設計したとしており、プレイスタイルに合わせた個性的なゲーム体験ができる。
DualSense Edge ワイヤレスコントローラーは、完全にパーソナライズされたコントローラー体験を実現する、以下のハードウェアおよびソフトウェアベースのカスタマイズオプションを備えている。
●幅広いカスタマイズが可能なコントロール:特定のボタン入力をリマッピングまたは無効化したり、スティックの感度とデッドゾーン(ゲーム内でアナログスティックが認識されるまでの移動距離)を調整してエイムを微調節したりすることによって、DualSense Edge ワイヤレスコントローラーを自分だけのものにすることができる。
さらに、トリガーごとに移動距離とデッドゾーンを好みに合わせて調整できるオプションを用意している。例えば、対戦型FPSゲームではトリガーの移動距離を短くしてより速い入力を、レースゲームではデッドゾーンを短くして正確なスロットル制御を、といった具合に手動で調整することが可能。
●複数のコントロールプロファイルが保存可能:理想のコントロール設定を見つけたら、それを独自のプロファイルに保存してその都度切り替えられる。
DualSense Edge ワイヤレスコントローラーがあれば、『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』で北欧の神々に挑むときも、オンラインのバトルロイヤルでライバルに挑むときも、つねに自分の好みのコントロール設定でゲームを楽しむことができる。
●コントローラー上のユーザーインターフェース:専用のFnボタンにより、ゲーム内のアクションに集中しながら簡単にセットアップを調整できる。
あらかじめ設定したコントロールプロファイルの素早い切り替え、ゲーム音量やチャットバランスの調整、そしてコントローラープロファイル設定メニューへのアクセスにより、ゲーム中に新しいコントロールの設定をしたり、試したりすることが可能。
●変更可能なスティックキャップと背面ボタン:3種類のスティックキャップ(スタンダード、ハイドーム、ロードーム)を交換することで、グリップ力と安定性を維持しながら、ゲーム中の快適な操作を可能にする。
また、変更可能な背面ボタン(ハーフドームとレバー)には、すべてのボタン入力から割り振ることができるため、必要な操作に指先からアクセス可能。
●交換可能なスティックモジュール:コントローラーのスティックモジュールをそれぞれ交換することで、より長く遊ぶことができる(交換用スティックモジュールは別売り)。
●DualSense ワイヤレスコントローラーの機能を内蔵:DualSense Edge ワイヤレスコントローラーは、DualSense ワイヤレスコントローラーの特徴であるハプティックフィードバック、アダプティブトリガー、内蔵マイク、モーションコントロールなど、これらの機能に対応するゲームをプレイする際には、変わらない快適さと没入感でゲームを楽しめる。
DualSense Edge ワイヤレスコントローラーには付属のスティックキャップと背面ボタンセットに加え、USB編み込みケーブルが付属しており、コネクターカバーを使用してコントローラーにロックするため、肝心なときに抜け落ちる可能性が大幅に低減している。付属のキャリングケースはDualSense Edge ワイヤレスコントローラーと付属品をまとめて整理して収納することができ、ケースに収納したままUSB接続で充電することも可能。
PlayStation Blogではアートディレクターの栗原大輔氏のコメントなど開発の裏側を確認できる。
https://blog.ja.playstation.com/2022/08/24/20220824-dualsenseedge/
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹