スマホARゲーム開発に取り組むスタートアップ・CoilSiteは、この日(9月6日)、East Venturesを引受先とする第三者割当増資を実施し、2000万円の資金調達を行ったことを明らかにした。
CoilSiteは「電脳コイルの世界を作り、日本から世界を盛り上げる」というミッションを掲げ、ARを使った実証実験、プロダクトづくりを進めてきた。引き続き、新規ゲームの開発、採用活動を通じた組織づくりを強化していく。
《CoilSiteについて》
同社では、以下を満たすスマホゲームを開発している。
・拡張現実を用いた高い没入感
・プレイヤーに週1で友人とのおでかけのきっかけを与え、人生を豊かにする
■CoilSite代表取締役社長 細井氏
弊社では「 ARは拡張現実感を高める手段である 」と捉えています。 ここでいう"拡張現実感"は"没入感"とほぼ同義で、 すなわちARを使うことによってこれまでにはない高さの没入感のゲームを作ることができると考えています。 しかしスマホARはUX的課題が大きく、 ちゃんと使ってくれる設計のものを作るのが非常に難しいです。 我々、 超ゲーム好き、 ゲーム製作好きのメンバーで納得のいく面白いゲームを作り世に出していきます。
近年のスマホゲーム市場は、 上位を海外のゲームが独占していますが、 ここらで日本から一石を投じ、 老若男女が知っていて10年、 20年愛される伝説のゲーム を生み出します。 さらには、 単なるゲームにとどまらず街とゲームを融合することでたくさんの人の生活をアップデートし、 世界一の企業 を目指していきます。
日本をもう一度世界一の国に!!!
■East Ventures 村上雄也 氏
初めて細井さんからお話を聞いた時に、 ARの未来にフルベットしている一方で、 「一般ユーザーはAR自体には興味がない」ことを1つ目のプロダクトの経験から極めて冷静に認識した上でプロダクト作りをされていて、 理想とリアルが絶妙にバランスしている点が特異だと感じ出資させていただきました。 その上で、 過去にヒットしたゲームの分析やリサーチから参考になる要素を抽出し、 体験価値を上げる”手段としてのAR”を掛け合わせることで、 真にユーザーが楽しめるARゲームを作ろうというCoilSiteが切り開くARのマスアダプションを期待しています!