【ゲーム株概況(9/8)】メタバース関連での提携発表のクルーズがS高 外資が高評価のバンダイナムコHDが買われる 通期売上予想を減額のユークスは3日続落
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9月8日の東京株式市場では、日経平均は大幅反発し、前日比634.98円高の2万8065.28円で取引を終えた。株価指数先物・オプション9月物のSQ(特別清算指数)の算出を控え、先物主導で朝方から買いが入る展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、KLab<3656>が3日ぶりに大幅反発したほか、グリー<3632>やミクシィ<2121>、エイチーム<3662>なども買われた。
また、ゴールドマン・サックス証券が新規「コンビクション買い」、目標株価1万3800円としたバンダイナムコHD<7832>など、大手ゲーム株の強さも目立った。
フィジタルファッションメタバース「SWAGGA」を運営するBlocverse DAOと、戦略的パートナーシップを締結したことを発表したクルーズ<2138>はストップ高した。
半面、前場場中にオンラインTCG『DCデュアルフォース』のリリース延期と、その影響などによる2023年1月期の連結業績予想の修正を発表したユークス<4334>が3日続落した。
台湾での『Rappelz(ラペルズモバイル)』のサービス開始を発表したガーラ<4777>も目先材料出尽くしとの見方から売り物に押される展開となった。
ほか、コムシード<3739>の下げがきつく、enish<3667>やケイブ<3760>もさえない。
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138
会社情報
- 会社名
- 株式会社ガーラ
- 設立
- 1993年9月
- 代表者
- 代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4777
会社情報
- 会社名
- 株式会社ユークス
- 設立
- 1993年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 谷口 行規
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4334
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832