【ゲーム株概況(9/15)】1Q好決算発表のANYCOLORがS高　会長逮捕のKADOKAWAは大幅続落　業績予想の大幅減額でワンダープラネットが続急落

9月15日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比57.29円高の2万7875.91円で取引を終えた。前日の急落に対する自律反発の動きを期待した買いが入ったが、上値を追うエネルギーは限定的なものにとどまった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ANYCOLOR<5032>がストップ高した。ANYCOLORは、前日14日に発表した第1四半期決算が前年同期比で売上高113％増、営業利益152％増と倍増以上の大幅な増収増益となったことが市場の関心を集めたようだ。

また、ブシロード<7803>や東映アニメ<4816>が買われ、壽屋（コトブキヤ）<7809>とサンリオ<8136>が年初来高値を更新した。

任天堂<7974>は商いを伴って反発した。

半面、角川歴彦会長が贈賄容疑で逮捕されたことが嫌気されたKADOKAWA<9468>が大幅続落した。

また、2022年8月期通期の連結業績予想の大幅下方修正を発表したワンダープラネット<4199>が大幅続落し、第2四半期決算が営業赤字となったcoly<4175>は年初来安値を更新した。

ほか、アピリッツ<4174>や東京通信<7359>などの下げもきつい。