2019年に発足したアニプレックス発のノベルゲームブランド「ANIPLEX.EXE」からリリースされたゲーム『ATRI -My Dear Moments-』のTVアニメーション化が決定した。
本作は感動的なストーリーが話題を呼び、17万DLを突破するなど異例のヒットとなった作品で、『やがて君になる』の監督・加藤誠×脚本・花田十輝が再びタッグを組みアニメーションとして描きる。アニメーション制作は「アルドノア・ゼロ」や「ロード・エルメロイII世の事件簿シリーズ」などを担当するTROYCAが担当する。
本情報の発表に際して、キャラクター原案:ゆさのよる描き下ろしのティザービジュアル、そしてティザーPVを公開。さらに、コンプティークでコミカライズ化も決定!2022年11月号(10月7日発売)より連載開始となる。
・ストーリー原案:紺野アスタ(Frontwing)
まだ学生だった頃、一番なりたかった職業はアニメのシナリオライター、次が小説家。
けど、どうやったらなれるのか分からず、成り行きもあってゲーム会社へ就職し、気付くとノベルゲームのシナリオライターになっていました。
あれからゲーム開発の仕事を続けて、そんな昔の事もすっかり忘れた頃に、
まさか自分の携わったゲームがアニメになるなんて。今でもまだ信じられません。
アトリや夏生たちがテレビの中で動いている姿を見るのが、今から楽しみです。
・監督:加藤 誠
本作は世界を救う壮大な使命を背負った“ハンデキャップのある青年”と
“ロボットの少女”の、ひと夏の小さな恋の物語です。
これまでに素敵な恋愛作品を映像化させていただきましたが、
人間とロボットが紡ぐ愛の物語は初めてとなります。
“愛とはなにか?” “心とはどれか?”本作が抱える2つのテーマは、
私たちの日常にも通じる普遍的で大切なテーマだと感じています。
監督として初心に帰りたいこと、新たに挑戦したいことを本作に込め、丁寧なフィルムに仕上げていきたいと思います。
■コミカライズ情報
『ATRI -My Dear Moments-』コミカライズ決定!
コンプティーク2022年11月号(10月7日発売)より連載開始!
漫画:じゃこ
原作:ANIPLEX.EXE
■ストーリー
原因不明の海面上昇によって、地表の多くが海に沈んだ近未来。
幼い頃の事故によって片足を失った少年・斑鳩夏生は、都市での暮らしに見切りを付け、海辺の田舎町へと移り住んだ。
身よりのない彼に遺されたのは、海洋地質学者だった祖母の船と潜水艇、そして借金。
夏生は“失った未来”を取り戻すため、祖母の遺産が眠るという海底の倉庫を目指して潜る。
そこで見つけたのは、棺のような装置の中で眠る不思議な少女――アトリ。
彼女は、人間と見紛うほどに精巧で感情豊かなロボットだった。
海底からサルベージされたアトリは言う。
「マスターが残した最後の命令を果たしたいんです。それまで、わたしが夏生さんの足になります!」
海に沈みゆく穏やかな町で、少年とロボットの少女の、忘れられない夏が始まる――。
ATRI -My Dear Moments-
■スタッフ
原作:『ATRI -My Dear Moments-』(ANIPLEX.EXE)
ストーリー原案:紺野アスタ(Frontwing)
キャラクター原案:ゆさの・基4
監督:加藤誠
シリーズ構成:花田十輝
アニメーション制作:TROYCA
©ATRI ANIME PROJECT
会社情報
- 会社名
- 株式会社アニプレックス
- 設立
- 1995年9月
- 代表者
- 岩上敦宏
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- ・売上高:2062億2200万円(前の期比36.6%増)
・営業利益:534億5300万円(同81.9%増)
・経常利益:537億5100万円(同84.2%増)
・最終利益:369億3600万円(同100.5%増) - 上場区分
- 未上場