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HEROZ<4382>は、本日(9月27日)、9月9月付で発表したバリオセキュア<4494>の連結子会社化が本日付で予定通り完了したことを発表した。
■資本業務提携及び連結子会社化の理由
2021年9月にバリオセキュアと資本業務提携を行い、「バリオセキュアが保有する希少なセキュリティ人材のドメインナレッジ」×「HEROZが保有するAI人材」による技術専門集団ならではの継続的な新規サービス創出体制の確立を目指すべく、両社で協議を継続してきた。HEROZが有するAIテクノロジーを活用し、バリオセキュアのサービス力の強化を図ることを検討した結果、HEROZのBtoBビジネスの発展においても、バリオセキュアとの協業におけるシナジー創出が可能とのことから、より踏み込んだ提携関係を築くことで両社の企業価値を一層向上することで両社が合意し、資本業務提携契約を締結し、バリオセキュアの第三者割当増資の引き受けが決定した。
■業務提携の内容
両社の企業価値向上を目指し、主に以下の項目について業務提携を実施する。・HEROZが所有するAI技術及びバリオセキュアが有する産業ドメイン知識、データ等の経営資源の相互提供及び協業を通じたAIセキュリティカンパニーの実現、新領域への協業促進
・バリオセキュアのマネージドセキュリティサービスのAI活用とゼロトラスト領域へサービスの拡大の推進
・バリオセキュアの顧客が接するフロント部分のサービスに限定されないバックヤード(基幹システム)におけるAIの活用の推進、当該活用に基づく省力化、効率化並びに販売促進に向けたAI技術を活用▼バリオセキュア 代表取締役社長 稲見 吉彦氏コメント
当社は、今回の資本業務提携を機に、これまでのマネージセキュリティサービスとして実績のある境界型のオンプレセキュリティサービスを維持しながら、クラウドやゼロトラストセキュリティへの対応を実施してまいります。これにより、オンプレのPC・サーバからクラウド上のシステムまで、企業ネットワークを横断的、かつ一元的に把握・管理可能なマネージドセキュリティサービスを提供できるユニークな企業となります。今回のHEROZとの提携により、この事業拡大に際して、AI技術を様々の場面で検討し実装できる機会を得たと感じております。▼HEROZ 代表取締役Co-CEO 林 隆弘氏コメント
マネージドセキュリティサービスの先駆者であるバリオセキュア社のオンプレセキュリティ、クラウド及びゼロトラストセキュリティサービス等のノウハウと、HEROZが保有するAI技術や開発ノウハウを融合することにより、AI Security Companyを実現し一緒に未来を創っていきたいです。
会社情報
- 会社名
- HEROZ株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役Co-CEO 林 隆弘/代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高48億4100万円、営業利益4億5100万円、経常利益3億6800万円、最終損益:11億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4382