コインチェック、Animoca Brandsとパートナーシップを強化 ブロックチェーンゲームのディストリビューターとコミュニティ創出を担う

Animoca Brandsとコインチェックは、10月4日、戦略的パートナーシップをさらに強化していくと発表した。

Animoca BrandsはブロックチェーンゲームメーカーとしてIP(Intellectual Property)やコンテンツ開発の役割を担い、コインチェックは日本市場におけるディストリビューターとコミュニティ創出の役割を担う。

具体的には、Animoca Brandsやグループ企業、出資先プロジェクトのNFTを、コインチェックのNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」で戦略的に取扱い、日本市場で流通させることでプロジェクトの活性化に貢献して行く予定。

コインチェックは2021年3月にNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」をローンチし、取扱いタイトルの拡充を図りながら、『The Sandbox』で利用可能なNFTの取扱いも進めてきた。

これまでにAnimoca Brandsの2つのNFTプロジェクト、『The Sandbox』内の土地「LAND」と、Yuga LabsとAnimoca Brandsによるメタバースプロジェクト『Bored Ape Yacht Club』とも連係する『Otherside』内の土地「Otherdeed」が「Coincheck NFT(β版)」で取扱いが開始され、取引されている。

2022年1月には『The Sandbox』においてメタバース都市「Oasis TOKYO」の開発に着手、アーティストや著名人、ブランド等とのコラボレーションを拡大中であり、一般公開に向けた準備を進めている。

2022年5月にはメタバース『Otherside』の土地「Otherdeed」も取得し、メタバース都市「Oasis MARS」の開発にも着手している。

「コインチェックとのコラボレーションを強化し、よりプレミアムなNFT、メタバース、ゲームプロジェクトを、日本で積極的にWeb3のプロダクトを楽しんで活用していただいている皆様に提供できることを光栄に思います。日本を代表する暗号資産とNFTの取引所であるコインチェックは、Animoca Brandsにとって非常に重要な戦略的パートナーです。私たちは、いくつかのオープンメタバースプロジェクトを通じて強い信頼関係を築いてきました。今後、これまで以上に緊密に連携を取りながら一緒に事業を進めていけることをとても楽しみにしています。」とAnimoca Brands 共同創業者・チェアマンのYat Siuはコメントしている。

またコインチェックにて、NFTやメタバースなどWeb3関連新規事業の責任者を務める常務執行役員 天羽健介氏は
「これまで築いてきた信頼をもとに、NFT業界のリーディング企業であるAnimoca Brandsと一緒にマスアダプションを進められることをとても嬉しく思います。『The Sandbox』や『Otherside』のように次世代のSNSとして注目を集めるオープンメタバースプロジェクトやAnimoca Brandsが開発するGamefiプロジェクトには無限の可能性があります。私たちは役割を明確にし強固なパートナーシップを結ぶことでNFTとクリプトの2つの側面から日本市場のブリッジとなりWeb3業界を盛り上げていきます。認知獲得を目的としたNFT販売に加えて、クリエーターやユーザーコミュニティの創出を行っていきます。是非今後の両社の共同の取組みにご期待ください。」と述べている。


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