KADOKAWA<9468>は、この日(10月5日)、取締役会長 会長執行役員である角川歴彦氏、取締役副会長 副会長執行役員の松原眞樹氏より、会長職及び副会長職、執行役員職の辞任の申し出があり、本日付で承認したことを明らかにした。同時に、外部の弁護士を中心としたガバナンス検証委員会を設置したことも明らかにした。
東京2020オリンピック・パラリンピックのスポンサー選考で、同社役職員が東京地方検察庁より贈賄の容疑で逮捕、起訴された。事実関係は、今後、司法の場に委ねられるが、役職員の逮捕、起訴に至ったことを厳粛に受け止めているとし、両氏の経営者としての責任に鑑みた、としている。
なお、ガバナンス検証委員会では、今回の件に関する事実関係の調査、同社のガバナンス、内部統制を含めた根本的な原因の究明に加え、再発防止策の提言を行なう。その報告に基づいて、監査等委員会と共に、コンプライアンスの遵守、ガバナンスの改善、強化に向けて取り組む考え。
【ガバナンス検証委員会の構成メンバー】
会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2581億900万円、営業利益184億5400万円、経常利益202億3600万円、最終利益113億8400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468