サイバーエージェント、第4四半期のネット広告は先行投資をこなし増収増益 運用力×技術力で効果最大化を行なう強みを発揮 DX事業は近く収益源に成長
サイバーエージェント<4751>は、第4四半期(2022年7~9月)におけるネット事業の業績について、売上高が前年同期比で16.3%増の923億円、営業利益が同1.2%増の50億円だったことを明らかにした。広告営業やDX部門のスタッフを増やすなど先行投資を吸収しての増収増益となった。
藤田晋社長(写真)は、「ネット広告は右肩上がりで成長が続く市場だが、当社はトップシェアでありながら市場成長を上回る増収を達成した。」とコメントした。「長くネット広告を運用してきたノウハウと技術力をかけあわせて広告効果を最大化していることが強みだ」。
なお、ここ最近、注力しているDX事業に関しても説明があった。藤田社長によると、大手企業と提携して新しい広告事業として商品設計を行っている最中で、売上としては顕在化していないという。ネット広告事業における大きな収益源として成長させていく考え。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751