ソニーG、「PS5」の今期1800万台販売の前倒し達成目指す 第2四半期は650万台と生産好調 来期2300万台販売で「PS4」超えへ
ソニーグループ<6758>は、この日(11月1日)開催した第2四半期(2022年7~9月)の決算説明会において、「プレイステーション5(PS5)」の普及に注力していくことを明らかにした。同社によると、第2四半期における生産台数は650万台超と計画を上回って推移するなど好調に推移しており、年間販売目標1800万台の前倒し達成を目指す。
生産好調の背景にあるのは、「PS5」増産の障害となっていた半導体を含む部品不足、そして物流遅延といった問題が解消しつつあるためだ。第2四半期で生産されたハードの台数は、年末商戦に投入されるため、第3四半期における販売台数の伸びが期待されるところ。
なお、足元の第2四半期における販売台数については330万台となっており、計画通りに進捗しているとのこと。
同社では、「PS5」のハードウェア販売台数は、発売4年目となる2023年に「PS4」の4年目の累計販売台数を超えると明言したが、そこから逆算すると2300万台を販売すれば、「PS4」の累計を超えることが可能になる。同社としてはこの達成を目指していくという。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹