グリー、『ヘブンバーンズレッド』はやや落ち着いたが、引き続き好調&想定を上回って推移 「得られたノウハウは新作開発に活用」(前田氏)
グリー<3632>は、本日(11月1日)、第1四半期(22年7月~22年9月)の決算説明会(テレカン)において、WFSとKeyの大ヒットスマホゲーム『ヘブンバーンズレッド(ヘブバン)』について、好調を維持しており、想定を上回って推移したことを明かした。
同タイトルは、さすがに前四半期比ではやや落ち着きがみられたものの、セールスランキングで引き続き上位をキープしている。「メインストーリーの追加やハーフアニバーサリティの実施など、盛り上がりを作ることができている」(同社)とした。
同時に、IPとして長期的に育成・強化も推進。リアルイベントの実施とファンコミュニティの活性化、そして大手コンビニとのコラボなど、「層の厚いIPを目指している」。
取締役 上級執行役員の前田悠太氏は、『ヘブバン』のヒットした蓋然性や要因を科学的に分析しつつ、得られたノウハウを開発中の新作タイトルに活かそうとしているとも明かした。
開発については、本作以上のクオリティでの演出や表現力が実現でき、そして運用面では多面的なマーケティングと運用の大規模展開を両輪で実施したノウハウを活かすことが可能との考えを示した。
なお、新作パイプラインについては、本数は開示されていないが、オリジナルIPと他社有力IPタイトルを複数本、企画・開発しているそうだ。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- 株式会社WFS
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 柳原 陽太