グリー、メタバース『REALITY』で釣りゲーム追加 SNS「GREE」での経験からコミュニケーションツールとして活用 新しいマネタイズ手段にも
グリー<3632>は、この日(11月1日)開催した第1四半期の決算説明会で、メタバース『REALITY(リアリティ)』について、コミュニケーション機能の拡充に加えて、SNS「GREE」での経験からコミュニケーションツールとしてゲームも使うことで成長・拡大させていくことを明らかにした。数億人が利用するコミュニケーションプラットフォームを目指していく。
同社では、かつてSNS「GREE」の拡大に貢献した『釣りスタ』と同様、釣りゲームを投入することにしたという。これまで長い時間をかけて仕込んでいたコンテンツだったとのことで、新しいマネタイズの方法としても注目しているそうだ。
▲コミュニケーション機能の拡充としてリアクションスタンプ機能とGIF投稿機能を追加
なお、『REALITY』については、売上や利益などの数字は開示していないが、投資段階ではなくすでに収支均衡レベルになっているとのこと。今後はコンテンツの投入や機能追加などを行いながら、プロモーションを通じて成長させていくフェーズが続くとの見方を示した。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- REALITY
- 代表者
- 代表取締役社長 荒木 英士