【ゲーム株概況(11/1)】マーベラスが続伸して3ヵ月ぶりに700円台を回復…新作寄与による下期好転期待で 2Q決算通過のセガサミーHDは悪材料出尽くしに

11月1日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比91.46円高の2万7678.92円で取引を終えた。米FOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表待ちの局面にあることに加え、国内も7~9月決算発表が本格化に向かうタイミングであり、様子見ムードが強い動きとなった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、マーベラス<7844>が続伸し、終値ベースで8月1日以来、3ヵ月ぶりとなる700円台を回復した。マーベラスは、前日10月31日に発表した第2四半期決算は減収減益となったものの、子会社HONEY∞PARADE GAMESの新作『ドルフィンウェーブ』の好スタートもあり、下期の業績好転をにらんだ買いが入っているようだ。

また、同じく前日10月31日に第2四半期決算を発表したセガサミーHD<6460>も大幅減益となったものの、これを悪材料出尽くしとみた買いが優勢な展開となった。

ほか、ドリコム<3793>が続伸して800円台を回復し、野村証券が目標株価は2800円から2700円に引き下げたものの、投資判断「Buy」を継続したコーエーテクモHD<3635>も続伸した。

半面、アピリッツ<4174>が反落し、前日は業績予想の上方修正を好感して大幅反発していたタカラトミー<7867>も利益確定の売り物に押された。

そのほか、NJHD<9421>やガーラ<4777>、モバイルファクトリー<3912>なども売られた。

株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
企業データを見る
セガサミーホールディングス株式会社
http://www.segasammy.co.jp

会社情報

会社名
セガサミーホールディングス株式会社
設立
2004年10月
代表者
代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
決算期
3月
直近業績
売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6460
企業データを見る