サンリオ、9月中間決算は営業益1756%増の53億円 全店舗で通常営業、ピューロランドも大幅増収 ライセンス契約も大幅伸長

サンリオ<8136>は、本日(11月4日)、第2四半期累計(22年4月~22年9月)の連結決算を発表し、売上高306億3000万円(前年同期比28.7%増)、営業利益53億4600万円(同1756.3%増)、経常利益56億0800万円(同781.3%増)、最終利益30億1000万円(同54.4%増)だった。

・売上高:306億3000万円(同28.7%増)
・営業利益:53億4600万円(同1756.3%増)
・経常利益:56億0800万円(同781.3%増)
・最終利益:30億1000万円(同54.4%増)

営業面においては、国内では7月から8月にかけて新型コロナウイルス感染症の感染者数が増加したものの、実店舗においては3年ぶりに夏休みを含む全期間で通常営業ができたことに加え、キャラクター周年キャンペーン等のイベントによる店頭の活性化が奏功した。

テーマパークではオリジナル商品が引き続き好調に推移し、ピューロランドでは入場チケットの価格変動制による客単価の増加が寄与し、売上高が大幅に伸長。また複数キャラクターでの展開が奏功し、国内外におけるライセンス契約の獲得が進み、事業全体の売上が大幅に伸長した。


■2023年3月通期業績予想を上方修正
同時に2023年3月期の連結業績予想の上方修正を行い、売上高623億円(前回予想574億円)、営業利益70億円(同47億円)、経常利益77億円(同52億円)、最終利益40億円(同25億円)、EPS49.63円(同31.02円)とした。

・売上高:623億円(前回予想574億円)
・営業利益:70億円(同47億円)
・経常利益:77億円(同52億円)
・最終利益:40億円(同25億円)
・EPS:49.63円(同31.02円)

従来予想からの修正率は、売上高8.5%増、営業利益48.9%増、経常利益48.0%増、最終利益60.0%増となっている。

・売上高:8.5%増
・営業利益:48.9%増
・経常利益:48.0%増
・最終利益:60.0%増

同社では、修正理由について、海外及び国内需要が想定以上に堅調に推移したことや構造改革によるコスト低減で、9月中間決算が想定以上の着地となったことを踏まえた、としている。

なお、通期計画に対する中間期時点の進ちょく率は、売上高49.2%、営業利益76.4%、経常利益72.8%、最終利益75.3%となっている。

・売上高:49.2%
・営業利益:76.4%
・経常利益:72.8%
・最終利益:75.3%

株式会社サンリオ
https://www.sanrio.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サンリオ
設立
1960年8月
代表者
代表取締役社長 辻 朋邦
決算期
3月
直近業績
売上高726億2400万円、営業利益132億4700万円、経常利益137億2400万円、最終利益81億5800万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
8136
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