アクセル<6730>は、11月8日、第2四半期累計(22年4月~22年9月)の連結決算を発表し、売上高70億6100万円(前年同期比40.6%増)、営業利益8億6400万円(同71.3%増)、経常利益8億9300万円(同70.6%増)、最終利益7億0100万円(同66.5%増)だった。
・売上高:70億6100万円(同40.6%増)
・営業利益:8億6400万円(同71.3%増)
・経常利益:8億9300万円(同70.6%増)
・最終利益:7億0100万円(同66.5%増)
① LSI開発販売関連
LSI開発販売関連は既存事業であるパチンコ・パチスロ機向け製品で構成されており、売上高は前年同期比19億4700万円増(同40.7%増)となる67億3700万円、セグメント利益は同3億3200万円増(同32.7%増)となる13億4600万円となった。
主力製品であるパチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIは前年同期に対し2.8万個増加となる24.3万個の販売となったことに加え、メモリモジュール製品が採用顧客の好調な販売動向に支えられ、前年同期を大幅に上回る販売となった。
また、第2四半期末の同セグメントの受注残高は170億1300万円となっている。なお、世界的な半導体の供給不足の影響から多くのメーカーにおいて部材を積極的に確保する動きを見せており、本受注残には来期以降の販売予定分が含まれている。
② 新規事業関連
新規事業関連は、組み込み機器向け製品に加え、ミドルウェア、機械学習/AI、ブロックチェーン、セキュリティ領域に向けたスタートアップ事業であり、機械学習/AI領域での売上高を中心に、売上高は前年同期比9100万円増(同39.6%増)となる3億2300万円、セグメント損失は同7200万円減(前年同期は2億0800万円の損失)となる1億3500万円となった。
■2023年3月期の業績見通し
2023年3月期の業績は、売上高134億円(前期比25.6%増)、営業利益12億2000万円(同45.4%増)、経常利益13億6000万円(同35.7%増)、最終利益10億2000万円(同17.8%増)、EPS93.94円を見込む。
・売上高:134億円(同25.6%増)
・営業利益:12億2000万円(同45.4%増)
・経常利益:13億6000万円(同35.7%増)
・最終利益:10億2000万円(同17.8%増)
・EPS:93.94円
計画に対する進捗率は、売上高52.7%、営業利益70.8%、経常利益65.7%、最終利益68.7%となっている。
・売上高:52.7%
・営業利益:70.8%
・経常利益:65.7%
・最終利益:68.7%
会社情報
- 会社名
- 株式会社アクセル
- 設立
- 1996年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 松浦 一教/代表取締役副社長 斉藤 昭宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 6730