バンダイナムコHD、23年3月通期の営業利益1000億円から1280億円に上方修正　好調な9月中間決算と下期の見通しを踏まえて

バンダイナムコホールディングス<7832>は、本日(11月10日)、2023年3月通期の連結業績予想の上方修正を行い、売上高9400億円(前回予想8800億円)、営業利益1280億円(同1000億円)、経常利益1390億円(同1010億円)、最終利益950億円(同700億円)、EPS431.81円(同318.22円)とした。

・売上高:9400億円(前回予想8800億円)
・営業利益:1280億円(同1000億円)
・経常利益:1390億円(同1010億円)
・最終利益:950億円(同700億円)
・EPS:431.81円(同318.22円)

従来予想からの修正率は、売上高6.8%増、営業利益28.0%増、経常利益37.6%増、最終利益35.7%増となっている。

・売上高:6.8%増
・営業利益:28.0%増
・経常利益:37.6%増
・最終利益:35.7%増

【追記】
業績推移は以下のとおり。

同社では、下期においても各地域において先行き不透明な状況が継続すると見込んでいるが、9月中間決算の実績が大きく進捗したこと、第3四半期以降のIPや各事業における商品・サービスの展開、為替相場の変動による影響等を踏まえた、としている。

9月中間決算は、デジタル事業における家庭用ゲームのリピート販売、トイホビー事業のハイターゲット層（大人層）向け商品やカード商材等の利益率の高い商品・サービス、さらにはアミューズメント事業の国内施設等が好調に推移したとのこと。