バンナムHD、アミューズメント施設の第2四半期売上高は24%増の204億円とコロナ以前を上回る クレーンゲーム&ファミリー層主体と事業にも変化
バンダイナムコホールディングス<7832>は、第2四半期(2022年7~9月)のアミューズメント施設の売上高が前年同期比23.6%増の204億円だったことを明らかにした。これは新型コロナ禍前の水準を上回るもので、直近では最高水準の売上となっている。
新型コロナの新規感染者は増減の波があるものの、徐々に正常化に向かっている状況にあるが、同社のアミューズメント施設では、こうした流れとは別に、店舗の主力ゲーム機がクレーンゲームに移行し、メインの来客層が若年層の男性から女性や子供を含めたファミリー層に変化しているという。
今後も、体験型のリテールや『VS PARK』のような体験型の遊び、『バンダイナムコ Cross Store』などバンダイナムコグループならではの展開を進めていく、としている(画像は来年4月開業予定の「エンターテイメントシティ歌舞伎町」のイメージ)。
なお、アミューズメント事業のもう一つの柱である業務用ゲーム機については同27.4%減の53億円だった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832