ガンホー、第3四半期決算は営業益25%減の198億円 10周年『パズドラ』で記念イベントやIPコラボ開催も

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、本日(11月14日)、第3四半期累計(22年1月~22年9月)の連結決算を発表し、売上高724億7100万円(前年同期比8.5%減)、営業利益198億9800万円(同24.5%減)、経常利益217億0700万円(同19.6%減)、最終利益129億3500万円(同30.2%減)と減収減益だった。

・売上高:724億7100万円(同8.5%減)
・営業利益:198億9800万円(同24.5%減)
・経常利益:217億0700万円(同19.6%減)
・最終利益:129億3500万円(同30.2%減)

既存ゲームについて、「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)は、新ダンジョン等の追加やゲーム内容の改善、他社有名キャラクターとのコラボなど、継続的にアップデートとイベントを実施し、MAUは引き続き堅調に推移した。「パズドラ」は2月20日にサービス開始から10周年を迎え、10周年記念イベントを実施し、アクティブユーザーの活性化に取り組んできた。

「ラグナロクオリジン」についても引き続きアップデート及びイベントの開催を行ったことで、MAUは安定推移している。Nintendo Switch「ニンジャラ」は、コラボレーションイベントやオンライン大会の実施、テレビアニメの放送、幅広いクロスメディア展開の実施等に引き続き取り組み、世界累計900万ダウンロードを突破後も堅調なMAUを維持している。

新規ゲームについては、多人数参加型サバイバルアクションゲーム「DEATHVERSE:LET IT DIE」のPlayStation5及びPlayStation4におけるサービスを2022年9月28日に開始した。

また子会社の事業について、Gravity及びその連結子会社が配信しているRagnarok(ラグナロク)関連タイトルは継続的なアップデート及びイベントの開催により、引き続き連結業績に寄与している。


【追記】
第3四半期会計期間の業績を見ると、売上高2億5800万円(前年同期比8.2%減)、営業利益6600万円(同27.2%減)、経常利益7300万円(同21.7%減)、最終利益4200万円(同19.1%減)だった。

・売上高:2億5800万円(同8.2%減)
・営業利益:6600万円(同27.2%減)
・経常利益:7300万円(同21.7%減)
・最終利益:4200万円(同19.1%減)

四半期売上高と営業利益の推移は以下のとおり。

 


■2022年12月通期の見通し
なお、2022年12月通期の見通しは非開示。同社では、コンテンツ関連の新規性の高い事業を展開しており、短期的な事業環境の変化が激しいことなどから、業績の見通しにつきましては適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
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