ディライトワークス、22年7月期決算は最終利益236%増の147億円と過去最高益 『FGO』関連事業はアニプレックスに売却 スポーツビジネスを展開
『Fate/Grand Order』の開発元として有名だったディライトワークスの2022年7月期(第9期)の決算は、最終利益が前の期比で236.1%増の147億9000万円と大幅な増益となったことがわかった。前の期(2021年7月期)の実績は、最終利益が44億円だった。
同社は、2014年1月に設立され、『FGO』と関連タイトルの開発・運営を行っていたが、今年2月にゲーム事業をラセングルに移管し、その株式をアニプレックスに譲渡。今回の決算は、21年8月~22年1月の『FGO』関連の収益に加え、ゲーム事業の売却に伴う利益が計上されたものとみられる。
なお、同社は、六本木ヒルズ森タワー20階に移転し、ゴルフなどスポーツビジネスを展開。傘下には、SPIARSと IZM designworksがあり、それぞれ最終損失8100万円、最終利益300万円だった。ミラクルポジティブもあるが、こちらは最終損失29万円で事実上の休眠となっているようだ。
最終利益の推移は以下のとおり。
▲ちなみに2015年7月期から2022年7月期までの最終利益の累計額は409億5000万円となる。
会社情報
- 会社名
- ディライトワークス株式会社
- 設立
- 2014年1月
- 代表者
- 代表取締役 庄司 顕仁