【ゲーム株概況(11/25)】円谷フィールズHDが7日続伸…スマスロ関連の一角として関心 「ゆるキャン△」最新ゲームの配信延期でenishが失望売りに押される
11月25日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反落し、前日比100.06円安の2万8283.03円で取引を終えた。前日の米国市場の休場により判断材料に乏しい中で、前日までの3日続伸に対する利益確定の売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、円谷フィールズHD<2767>が7日続伸となり、一時2603円まで買われる場面があった。円谷フィールズHDは、メダルを使わないメダルレス遊戯を可能にした最新スロットであるスマスロ(スマートパチスロ)関連の一角として引き続き市場の関心を集めているようだ。
また、coly<4175>やアピリッツ<4174>、ユークス<4334>などが買われたほか、サイバーエージェント<4751>が商いを伴って大幅続伸し、終値ベースで9月16日以来となる1300円台を回復した。
半面、enish<3667>が前場引け間際に急落した。enishは、前場場中に2022年秋リリース予定としていた最新作『ゆるキャン△ つなげるみんなのオールインワン!!』のリリース時期を2023年春に延期すると発表したことを受けて、失望売りに押される形となったもよう。
ほか、Aiming<3911>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、東京通信<7359>などが売られた。
『シヴィライゼーション:覇者の君臨』のリリース日決定などを材料に前日は買われていたネクソン<3659>は反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667
会社情報
- 会社名
- 円谷フィールズホールディングス株式会社
- 設立
- 1988年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1419億2300万円、営業利益118億2700万円、経常利益129億4700万円、最終利益115億5100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2767