【ゲーム株概況(12/2)】サッカーW杯日本代表の決勝トーナメント進出でサイバーエージェントが続伸 サッカーゲームの話題豊富なKLabも買われる
12月2日の東京株式市場では、日経平均は大幅反落し、前日比448.18円安の2万7777.90円で取引を終えた。米国景気の減速懸念に加え、為替が1ドル=135円台前半と円高方向に振れたことで国内市場は朝方から売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーエージェント<4751>が続伸し、一時は1300円台を回復する場面もあった。サイバーエージェントは、日本時間早朝4時からのキックオフだったサッカーW杯の日本対スペイン戦で日本が勝利し、ノックアウトステージへの進出を決定したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、KLab<3656>やユークス<4334>が買われ、クルーズ<2138>が年初来高値を更新した。KLabは、『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』を手掛けているほか、Electronic Artsとのサッカーのスポーツシミュレーションゲーム共同開発、『キャプテン翼』のブロックチェーンゲームの開発など、サッカー関連の話題を豊富に持っていることも市場の関心を集めているもよう。
前日12月1日に初値を付けた新規上場銘柄のウェルプレイド・ライゼスト<9565>は、この日もストップ高となるなど、上値模索の展開となった。
半面、そのウェルプレイド・ライゼストの親会社であるカヤック<3904>は材料出尽くしとみた売り物に押された。
ほか、Aiming<3911>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、壽屋(コトブキヤ)<7809>なども売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- GLOE株式会社
- 設立
- 2015年11月
- 代表者
- 代表取締役 谷田 優也/代表取締役 古澤 明仁
- 決算期
- 10月
- 直近業績
- 売上高22億6400万円、営業利益1400万円、経常利益100万円、最終損益500万円の赤字(2023年10月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9565