WinTicket、22年9月期決算は最終益1億9300万円と黒字転換 競輪のネット投票でトップシェア ABEMAの収益ドライバーとして急成長続く

サイバーエージェント<4751>グループのWinTicketの2022年9月期(第4期)の決算は、最終利益が1億9300万円だったことがわかった。前の期(2021年9月期)の実績は、最終損失11億1000万円だった。債務超過となっているものの、待望の黒字転換に成功した。本日12月12日付の「官報」に掲載された決算公告で判明した。

同社は、競輪・オートレースなど公営競技をライブ視聴しながら、インターネット投票ができるサービス「WinTicket」の開発・運営を事業内容としている。

 

サイバーエージェントの決算発表によると、「WinTicket」は、ABEMAの周辺事業と位置づけられている。WINTICKETの取扱高は四半期ごとに拡大を続けており、22年7~9月では前年同期比で1.7倍の779億円となった。損益改善フェーズに入ったABEMAの収益ドライバーのひとつとなっている。

藤田晋社長は、2022年9月期の決算説明会において、「かなり後発なうえにゼロから立ち上げたサービスだが、競輪のネット投票で36%とトップシェアとなった。「ABMEA」の映像コンテンツを持っていて、クオリティの高いサービスを作り、それを展開する強みが発揮できた」とコメントした。

 

株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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