米国アップル(Apple)は、アプリ開発者(デベロッパ)のコミュニティを応援する基盤づくりの一環として、App Store Foundations Programを日本にも拡大することを発表した。1月上旬に開始する予定で、Apple Developer Programに加入している日本のデベロッパには、登録についての案内は改めて送付する、としている。
これはデベロッパが世界クラスのアプリ体験を創造できるようになることをサポートするプログラム。登録デベロッパは、グループセッションやネットワーキングセッションなどを学ぶことができる。このプログラムは、ヨーロッパ全体で実績を重ねてきたもので、今回の日本への拡大はヨーロッパ以外で初となる。
セッションを通じてデベロッパは、App Storeで国内のビジネスチャンスを捉えるための市場のインサイトやそれぞれのビジネスを成長させる方法について学ぶことができる。AppleのテクノロジーとAPIを最大限に活用する方法、App Storeでの存在感を高める方法、ベンチャーキャピタルなどの起業資金を調達する方法も用意される。
そのほか、App Storeでの安全性と信頼性、ビジネスモデルの多様性、マーケティング、そして特にゲーム、ヘルスケアとフィットネス、教育アプリに焦点を当てたセッションもあり、どの分野も日本市場向けの内容となっている。
プログラムへの参加が終了した後も、デベロッパは引き続きAppleのエキスパートにアクセスできるので、App Storeが提供するグローバルな展開とユーザーベースの恩恵を受けながら時間をかけて学習とアプリの向上を継続できる。
また、デベロッパは卒業生ネットワークの一員となり、そこでほかのデベロッパから学んだり、ベストプラクティスを共有したりしながら、目標実現に向けた行程を続けることができる。
会社情報
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- Apple(アップル)