【ゲーム株概況(12/23)】SBIHD＆スクエニHDと資本業務提携を発表のgumiがS高　新作の事前登録の進捗発表のモブキャストHDが6日ぶり反発

12月23日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比272.62円安の2万6235.25円で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が売られたのを受けて、国内市場も半導体関連などを中心に売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>に朝方から買いが殺到し、ストップ高買い気配で張り付いたまま取引を終えた。gumiは、前日22日にSBIHD<8473>、スクウェア・エニックスHD<9684>と資本業務提携を実施することを発表したことが買い材料となったようだ。

また、モブキャストHD<3664>が6日ぶりに反発した。モブキャストHDは、子会社モブキャストゲームスが事前登録を実施中のスマートフォン向けゲーム『炎炎ノ消防隊 炎舞ノ章』の事前登録者数が3万人突破したと発表したことが市場から好感されたもよう。

ほか、ケイブ<3760>と東京通信<7359>が買われ、前日22日に『Fit Boxing 北斗の拳』の国内版を発売開始したイマジニア<4644>が小幅ながら3日続伸した。

半面、monoAI technology<5240>がこの日は反落となり、一時970円と1000円大台を割り込む場面があった。

前日は子会社の新規ブロックチェーンゲーム開発発表を材料に買われていたクルーズ<2138>は利益確定の売り物に押されて反落した。

そのほか、ユークス<4334>やワンダープラネット<4199>、マイネット<3928>などが安い。