NetEase Gamesは、本日（12月26日）、ポーランドのゲームタイトル開発スタジオであるRebel Wolvesへの戦略的投資を決定したことを発表した。
Rebel Wolvesは、2022年2月に設立されたスタジオであり、主にシングルプレイ用のストーリードリブン型RPG形式のオリジナルIP制作に意欲的であることを発表しており、メディアやゲーマーなどから高い注目を集めている。スタジオ創業メンバーには『The Witcher 3: Wild Hunt』や『Cyberpunk 2077』など、世界的に高い名声を得ているAAAタイトル開発の経験を持つベテラン開発者が多く、RPG制作において豊富な実績を持っている。
▼Rebel Wolves CEO兼ゲームディレクター、共同創業者 Konrad Tomaszkiewicz氏コメント
「NetEase Gamesを新しい株主、そして提携企業として迎えることができて大変光栄に思います。世界的最大手のゲーム企業に弊社のビジョンを支持していただけることは、Rebel Wolvesのチーム全体にとって存在価値の証明であり、大きな自信に繋がっています」
「NetEase GamesとRebel Wolvesは、ゲーム開発の情熱を分かち合えるもの同士です。NetEase Gamesのチームと話し合う中、彼らが我々のゲーム作りに対する姿勢を理解し、尊重し、そして評価してくれていると感じました。私たちは、我々のビジョンを探求できる制作面での自由を得られるとともに、マクロ経済の不確実性に対する保護を受けられることを嬉しく思います。世界規模のAAAタイトルを制作するための資金が手に入ったことにより、最も重要な開発作業に集中できるようになるのですから」
▼NetEase Games 国際的提携＆投資部門 最高責任者 Simon Zhu氏コメント
「オールスターのチームと開発初期段階から関わることができるのは、非常に特別なことです。NetEase Gamesの社員の多くはRebel Wolvesと彼らの過去作品のファンであり、Konrad氏とそのチームが作り上げた世界の中で何百もの時間を過ごしてきました。私たちは彼のゲーム作りへの情熱を共有しており、彼らの潜在能力を引き出す手助けができることを誇りに思います。」と話しており、「Rebel Wolvesとの実りあるコラボレーションを楽しみにしています。彼らチームがその豊富な経験を活かして、さらに世界中のファンが楽しんで没頭できるゲームをどのように作り上げていくのか、楽しみで仕方ありません」
今年2月に発表された同スタジオは、メディアやゲーマーの関心を集めると同時に、新スタジオへの出資を行うベンチャーキャピタルやゲーム企業などからも注目を集めていた。NetEase Gamesが少数の株式を取得した後も、ワルシャワを拠点とするRebel Wolvesは事業の独立性を維持し、開発中の新規IPである「物語とプレイヤーの選択を重視したダークファンタジーRPG」のクリエイティブコントロールと所有権を有していく。
