【ゲーム株概況(12/28)】完全新作NFTアイドルプロジェクトを引き続き材料にエディアが一時500円台乗せ 強弱2つの材料浮上の東京通信はもみ合いに
12月28日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比107.37円安の2万6340.50円で取引を終えた。前日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数が大幅に下落した流れを受けて、国内市場も値がさハイテク株などへの売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体に軟調な推移が目立つ中で、エディア<3935>やアカツキ<3932>、アエリア<3758>などがしっかり。エディアは、エヌエフティアーツと共同で完全新作NFTアイドルプロジェクトを開始したことが引き続き評価材料となり、一時500円台に乗せる場面もあった。
そのほか、小幅ながらサンリオ<8136>が3日続伸し、大手ゲームでは任天堂<7974>が小幅反発した。
半面、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やAiming<3911>、ユークス<4334>などが売られた。
また、東京通信<7359>が前日終値を挟んでのもみ合いとなった。東京通信は、2022年12月期の業績予想の下方修正というマイナス材料と、自社開発のコンテンツを活用したGameFi領域に参入というプラス材料がそれぞれ注目を集め、市場の迷いが感じられる動きとなったようだ。
ほか、monoAI Technologies<5240>が反落して一時900円まで売られ、円谷フィールズHD<2767>は朝方に年初来高値を高値を更新したものの、一巡後は利益確定の売り物に押されてマイナス圏に沈んだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エディア
- 設立
- 1999年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 賀島 義成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高32億7700万円、営業利益1億6100万円、経常利益1億5800万円、最終利益1億5000万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3935
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359