【ゲーム株概況(1/10)】新春大発表会を開催のブシロードが一時700円台を回復 monoAIは一時S高 メタバース関連で提携のCRIが後場に入って急動意
1月10日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸となり、前日比201.71円高の2万6175.56円で取引を終えた。米国で2022年12月の雇用統計で平均時給の伸びが市場予想を下回ったことで、金融引き締めの長期化懸念が後退したことが市場の追い風に働いた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ブシロード<7803>に朝方から買いが先行し、一時700円台を回復した。ブシロードは、前日1月9日に「ブシロード新春大発表会 2023」を開催しており、TCGの新展開や新ゲームレーベル「ブシロードゲームズ」の設立などの新情報を公開したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、monoAI Technology<5240>が一時ストップ高まで買われるなど上げ足に弾みをつけたほか、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やモブキャストHD<3664>、アピリッツ<4174>なども買われた。
周辺株では、韓国ロッテグループでメタバース事業を主導するカリバース社と次世代メタバース実現のための共同研究で合意したCRI・ミドルウェア<3698>が後場に入って一時4ケタ大台乗せを示現するなど急動意を見せた。
みずほ証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を1万5000円から1万6000円に引き上げたソニーグループ<6758>はしっかり。
半面、エディア<3935>やgumi<3903>、Aiming<3911>などが売られた。
円谷フィールズHD<2767>は反落し、終値で昨年12月6日以来となる2400円割れとなった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブシロード
- 設立
- 2007年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 木谷 高明
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高462億6200万円、営業利益8億8200万円、経常利益18億9800万円、最終利益8億400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7803
会社情報
- 会社名
- 株式会社CRI・ミドルウェア
- 設立
- 2001年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3698
会社情報
- 会社名
- monoAI technology株式会社
- 設立
- 2013年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 本城 嘉太郎
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5240