【ゲーム株概況(1/24)】エディアが連日のS高 SBI証がカバレッジ開始のコーテクしっかり 東洋建設に任天堂創業家が意見表明
1月24日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸。前日比393円15銭高の2万7299円19銭でこの日の取引を終えた。前日の米国株式市場が買われた流れを引き継いだ。半導体関連や電子部品を中心に幅広い銘柄に買いが入った。前引けまで堅調に推移したものの、後場に入ると高値圏もみあった。
こうしたなか、ゲーム関連株をみると、エディア<3935>が連日のストップ高。「METAIDOL」を運営するエヌエフティアーツと共同開発中のNFTアイドルプロジェクト「私立好ヶ丘女子高等学校 てづくりアイドル事務所」の「ロードマップ」や「キャラクター紹介」を公開したことが引き続き材料視されたもよう。
エイチーム<3662>が800円台を回復。子会社のエイチームウェルネスが前日23日に、NTTコミュニケーションズが創設するフェムテック領域のビジネス共創、データ利活用のコミュニティ「Value Add Femtech Communit」に参画すると発表したことが、新たな株価の刺激材料になっているようだ。
コーエーテクモホールディングス<3632>がこじっかり。SBI証券が同社株について、レーティング「中立」、目標株価2520円でカバレッジを開始したとのこと。バンク・オブ・イノベーション<4393>やネクソン<3659>、coly<4175>も高い。
このほか、ゲーム関連株ではないが、東洋建設<1890>がさえない。任天堂<7974>創業家の資産運用会社であるYamauchi‐No.10 Family Officeが筆頭株主だが、6月の株主総会で武澤恭司社長ら3人の再任に反対し、独自の取締役構成を公表すると発表した。
「東洋建設の経営陣が東洋建設の企業価値向上を目指す強い意思を持っていないことを明確に示す説明を繰り返し受けた」とし、「長期的な利益成長や企業価値向上のために東洋建設の取締役会を最低限の基礎的経営戦略を組み立てることができる体制にする必要がある」と主張している。
■ゲーム関連株一覧
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662
会社情報
- 会社名
- 株式会社エディア
- 設立
- 1999年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 賀島 義成
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高32億7700万円、営業利益1億6100万円、経常利益1億5800万円、最終利益1億5000万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3935
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635