円谷フィールズHD、23年3月期の営業益を60億円→108億円に80%上方修正 「ウルトラマン」が日本と中国で拡大、遊技機事業も伸長
円谷フィールズホールディングス<2767>は、本日(2月13日)、2023年3月期の連結業績予想の上方修正を行い、売上高1170億円(前回予想1050億円)、営業利益108億円(同60億円)、経常利益110億円(同60億円)、最終利益80億円(同40億円)、EPS246.73円(同123.72円)とした。期末配当も1株あたり20円から60円に引き上げた。
・売上高:1170億円(前回予想1050億円)
・営業利益:108億円(同60億円)
・経常利益:110億円(同60億円)
・最終利益:80億円(同40億円)
・EPS:246.73円(同123.72円)
従来予想からの修正率は、売上高11.4%増、営業利益80.0%増、経常利益83.3%増、最終利益100.0%増となっている。
・売上高:11.4%増
・営業利益:80.0%増
・経常利益:83.3%増
・最終利益:100.0%増
同社では、主要な事業セグメントが順調に進捗しているため、と修正理由について説明している。
■コンテンツ&デジタル事業セグメント
ウルトラマン人気を背景に中国での販路が拡大した結果、中国からのロイヤリティ収入が大きく伸長した。また、日本国内では、『シン・ウルトラマン』によるファン層の拡大効果やテレビシリーズの映画化(『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』)による関連グッズの売上が期待されるという。以上の結果、コンテンツ&デジタル事業セグメントの通期営業利益は 41 億円を見込んでいる。
■PS事業セグメント
2023年3月期は、通期でパチンコ7機種、パチスロ6機種の販売を予定しており、第4四半期の遊技機販売の進捗を踏まえた結果、PS事業セグメントの通期営業利益予想は76億円を見込んでいる。
会社情報
- 会社名
- 円谷フィールズホールディングス株式会社
- 設立
- 1988年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1419億2300万円、営業利益118億2700万円、経常利益129億4700万円、最終利益115億5100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2767
会社情報
- 会社名
- 円谷プロダクション