【ゲーム株概況(2/22)】ガーラがS高…暗号資産「GHUB」の上場発表が刺激材料に ネクソンは3日続落で終値3000円割れ サイバーエージェントは4日続落
2月22日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比368.78円安の2万7104.32円で取引を終えた。米長期金利の上昇を背景に米国市場が大きく売られた流れを受け、国内市場も朝方から売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ガーラ<4777>がストップ高した。ガーラは、BPMGが提供するブロックチェーンサービスプラットフォーム「GemHUB」を通じてNFTゲーム/ブロックチェーンゲーム『Rappelz Universe(ラペルズユニバース)』の配信を行うことを予定しており、そのプラットフォームの暗号資産「GHUB」の上場が発表されたことが株価の刺激材料となったようだ。
また、エディア<3935>が昨年来高値を更新し、東京通信<7359>も一時2650円まで買われる場面があった。
ほか、ワンダープラネット<4199>やグリー<3632>も買われた。グリーは、出資先のカバーの上場承認が引き続き評価の底流にあるもようだ。
半面、サイバーエージェント<4751>が4日続落とさえず、gumi<3903>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>の下げもきつい。
任天堂<7974>をはじめ、大手ゲーム株は総じて安い。
SMBC日興証券が投資判断「2」を継続し、目標株価を2900円から3100円に引き上げたネクソン<3659>はこの日は3日続落となり、3000円を割り込んで取引を終えた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ガーラ
- 設立
- 1993年9月
- 代表者
- 代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4777
会社情報
- 会社名
- 株式会社ネクソン
- 設立
- 2002年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3659