【ゲーム株概況(2/27)】人狼ゲームのブロックチェーンゲームプロジェクトに参画のオルトプラスがS高 東京通信は9日ぶり反落 国内証券が格下げのコナミGがさえない
2月27日の東京株式市場では、日経平均は小反落し、前日比29.52円安の2万7423.96円で取引を終えた。米FRB(連邦準備理事会)による利上げの長期化観測で前週末の米国市場が下落した流れを受け、国内市場も朝方は売り物が先行したが、為替の円安推移もあって次第に下げ幅を縮小した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、オルトプラス<3672>に朝方から買いが殺到し、ストップ高した。オルトプラスは、前週末2月24日に人狼ゲームのブロックチェーンゲームプロジェクト「WLF PROJECT」の第1弾企画である人狼カードバトルゲームアプリ『WOLF - FLOW』に開発パートナーとして参画すると発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、ギークス<7060>が続伸したほか、サイバーエージェント<4751>やMIXI<2121>がしっかり。
半面、東京通信<7359>は一時3125円まで買われる場面があったものの、前営業日までの8日続伸による過熱感もあって次第に値を崩し、9日ぶりに反落した。
バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は、年初の5000円台から2月半ばに1万円大台に迫る水準まで買われてきた反動もあって、7日続落となった。
ほか、ガーラ<4777>が大幅続落となり、ケイブ<3760>やKLab<3656>なども売られた。
東海東京証券が目標株価7000円は据え置いたものの、投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げしたコナミグループ<9766>もさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社オルトプラス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役CEO 石井 武
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3672
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359