【ゲーム株概況(3/15)】メタバース・暗号資産ビジネス支援事業を立ち上げの東京通信が大幅反発 23年1月期決算が2ケタ減益のポールHDは続落
3月15日の東京株式市場では、日経平均は小幅ながら4日ぶりに反発し、前日比7.44円高の2万7229.48円で取引を終えた。前日の米国市場高に加え、前日までの3日間の下げに対する自律反発の動きもあって一時は上げ幅200円超に達する場面もあったものの、上値は重く、一巡後は上げ幅を縮小した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東京通信<7359>が3日ぶりに大幅反発した。東京通信は、14日に開示した「事業計画及び成長可能性に関する事項」において、新たにメタバースおよび暗号資産ビジネスの支援事業を立ち上げるとしていたことが市場の関心を集めたようだ。
また、HEROZ<4382>が続伸して1400円台を回復し、昨年来高値を更新した。
ほか、コムシード<3739>やenish<3667>なども買われた。
半面、ユークス<4334>が3日ぶりに反落し、サイバーエージェントは続落した。
決算関連では、前日14日に発表した2023年1月期決算が2ケタ超の減益となったポールトゥウインホールディングス<3657>は続落した。
大引け後に第3四半期決算の発表を予定していたANYCOLOR<5032>は、発表内容への警戒感から5日続落し、昨年来安値を更新した。
会社情報
- 会社名
- ポールトゥウィンホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 橘 民義/代表取締役社長 橘 鉄平
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高342億5200万円、営業利益33億500万円、経常利益33億8200万円、最終利益22億4100万円(2022年1月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3657
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 外川 穣/代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高47億3100万円、営業利益4億6500万円、経常利益4億2400万円、最終利益2億200万円(2021年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359
会社情報
- 会社名
- ANYCOLOR株式会社
- 設立
- 2017年5月
- 代表者
- 田角陸
- 決算期
- 4月
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5032