『ポケモンGO』世界累計収益65億ドル(8660億円)突破 6年以上経過した現在も「衰えはみられない」 各国で幅広い世代から支持 Sensor Tower調査

 

アプリ調査会社のSensor Tower(センサータワー)は、『Pokémon GO(ポケモンGO)』について、2016年7月のリリースから2023年2月までの世界累計の収益が65億ドル(8660億円)を突破したとするレポートを公開した。市場別収益シェアを見ると、アメリカが1位で35.7%、2位は日本で32.8%と続いている。

 

レポートを執筆したHideyuki Tsuji氏は、リリースから6年以上が経過した本作だが、その人気に衰えが見られないと指摘する。

2月25、26日に開催した大型イベント「Pokémon GO Tour:ホウエン地方 - グローバル」は大きな成功を収め、収益シェア上位4市場(アメリカ、ドイツ、イギリス、カナダ)で1位、日本も2位を獲得。収益シェア上位10市場に範囲を広げても、各市場で両日とも1位または2位を獲得した。

日本では首位獲得には至らなかったが、1位は『ウマ娘 プリティーダービー』、3位は『パズル&ドラゴンズ』だった。『ウマ娘』は2023年2月24日から2周年記念イベント、『パズル&ドラゴンズ』は11周年記念イベントを行うなど、ゲームが最も活性化する中での2位となった。

このほか、ユーザーの世代別の分布の特徴については、特定の世代に偏っておらず、「幅広い世代から支持されている」とTsuji氏は指摘する。そして興味深いのは日本のユーザーの特徴で、55歳以上の世代が10%近いシェア(9.8%)を持っている点にあるという。

 

なお、レポートの詳細については下記リンクを確認してほしい。

 

【レポート】
ホウエン地方イベントで世界の収益ランキングを独占したPokémon GO、日本では55歳以上からの支持も10%に迫る