【ゲーム株概況(3/20)】サンリオが大幅続伸…5000円台乗せ 1Q決算が最終赤字のウェルプレイド・ライゼストはS安 アピリッツは4日ぶり大幅反落
3月20日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比388.12円安の2万6945.67円と2万7000円台を割り込んで取引を終えた。米国のシリコンバレー銀行の経営破綻から生じた米国景気の悪化懸念が根強く、国内市場は明日の休日を意識したリスクオフの動きが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サンリオ<8136>が大幅続伸し、5000円台に乗せたほか、東京通信<7359>やKLab<3656>などが堅調に推移した。
大手ゲーム株では、セガサミーHD<6460>がプラス圏をキープした。
半面、ウェルプレイド・ライゼスト<9565>に朝方から売りが殺到し、ストップ安した。ウェルプレイド・ライゼストは、前週末3月17日に発表した第1四半期決算の経常損益と最終損益が赤字となったことが市場からネガティブサプライズとして受け止められたようだ。
また、親会社のカヤック<3904>も連れ安し、4ケタ大台を割り込む場面があった。
決算関連では、2024年1月期の業績が市場の期待に届かなかったとの見方からアピリッツ<4174>も4日ぶりに大幅反落した。
ほか、ケイブ<3760>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、ユークス<4334>なども売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136
会社情報
- 会社名
- GLOE株式会社
- 設立
- 2015年11月
- 代表者
- 代表取締役 谷田 優也/代表取締役 古澤 明仁
- 決算期
- 10月
- 直近業績
- 売上高22億6400万円、営業利益1400万円、経常利益100万円、最終損益500万円の赤字(2023年10月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9565