「hololive(ホロライブ)」で知られるVTuberプロダクションを運営するカバー<5253>は、本日(3月27日)、東京証券取引所グロースに新規上場するともに「事業計画及び成長可能性に関する事項」(いわゆる成長可能性資料)を開示し、現在開発中のメタバース「ホロアース」について、2024年内の一般向けのサービス開始を目指していると明かした。
「ホロアース」は、所属VTuberとファンが交流・活動可能なメタバース・プラットフォームと位置づけており、
- アニメルックのメタバースで、ユーザー間のコミュニケーションやアバターの着せ替えパーツの購入が可能な可能な「ロビー」
- 所属VTuberによる「バーチャルライブ」
- VTuberとファンが広大なフィールドで楽しめる「サンドボックス型ゲーム」
を主に提供する。これまで様々なテストを行っているほか、機能実装も徐々に進むなど、精力的に開発を進めている。
※過去に公開された開発中の画面。
他のプラットフォームでの活動・交流に加えて、「ホロアース」ではより自由度が高く緊密なコミュニケーションが取れるような、これまでにない体験価値を提供したい、としている。バーチャルライブのチケット収益のほか、アバターやゲーム、バーチャルライブで使うデジタルグッズの販売などが主な収益源になっていくようだ。
会社情報
- 会社名
- カバー株式会社
- 設立
- 2016年6月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 谷郷 元昭
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高301億6600万円、営業利益55億3600万円、経常利益56億2300万円、最終利益41億3700万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5253