【ゲーム株概況(4/5)】通期業績予想の増額発表のブロッコリーが商いを伴って大幅続伸 新作『つなキャン』のリリース日発表の告知でenishは4日続伸
4月5日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反落し、前日比474.16円安の2万7813.26円で取引を終えた。米国の2月の雇用動態調査が市場予想を下回り、景気の減速懸念が強まったことで米国市場が下落した流れが国内市場にも波及した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体に売り優勢の中で、ブロッコリー<2706>が商いを伴って大幅続伸し、年初来高値を更新した。ブロッコリーは、前日4月4日に2023年2月期通期の業績予想の上方修正を発表したことが素直に評価されたようだ。
また、新作『ゆるキャン△ つなげるみんなのオールインワン!!』の正式リリース日を4月12日に発表すると明らかにしたenish<3667>は4日続伸した。
ほか、ケイブ<3760>やボルテージ<3639>、ネクソン<3659>などがしっかり。
半面、コロプラ<3668>が3日ぶりに反落し、東京通信グループ<7359>やギークス<7060>なども売られた。
映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」への期待などから前日は買われていた任天堂<7974>も4日ぶりに反落した。
ウェルプレイド・ライゼスト<9565>は、連日の上場来安値更新と下値模索の展開となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブロッコリー
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 鈴木 恵喜
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高65億6300万円、営業利益2億8300万円、経常利益3億1200万円、最終利益1億6800万円(2022年2月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2706