【ゲーム株概況(4/20)】『ダンクロ』配信日決定のAiming年初来高値 『テラビット』材料にサイバーステップ、スマスロ第2弾発表のSANKYOも高値更新
4月20日の東京株式市場は反発。日経平均株価は前日比50円81銭高の2万8657円57銭でこの日の取引を終えた。高値警戒感から売り優勢で始まったものの、売り一巡後は切り返してプラスに転じた。円安基調の為替相場に加えて、インバウンドの回復が手がかり材料となった。ただ、決算発表シーズンの本格化を前に積極的に買う動きは限定的だった。
こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、Aiming<3911>が年初来高値を更新した。この日の前場引け後に新作『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか バトル・クロニクル』のサービス開始日について5月23日に決定したことを発表したことが手がかり材料となったようだ。
サイバーステップ<3810>も年初来高値更新。この日の15時に完全新作サンドボックスゲーム『テラビット』のPC/Steam版をリリース予定であることに加え、Nintendo Switch版およびスマートフォン版を2023年5月下旬、PlayStation4、5版を2023年6月以降にリリース予定であることを発表したが好感された模様。
また、SANKYO<6417>も年初来高値更新。スマートパチスロ機「パチスロ からくりサーカス」を発売すると発表したことが評価された。全国のパチンコホールには7月上旬に導入する予定だ。
このほか、メディアドゥ<3678>が反発。岩井コスモ証券が同社株のレーティング「A」の継続とし、目標株価を3400円から2800円に引き下げた。目標株価を引き下げたものの、時価はそれを大きく下回っており、見直しの契機になったようだ。
他方、直近急騰したエディア<3935>やIGポート<3791>が利益確定の売りに押されたほか、ANYCOLOR<3935>、enish<3667>、HEROZ<4382>などもさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810
会社情報
- 会社名
- 株式会社SANKYO
- 設立
- 1966年4月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO(最高経営責任者) 石原 明彦/代表取締役副社長執行役員COO(最高執行責任者) 富山 一郎
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6417