東証、現物株売買の立会時間を24年11月より30分延伸 クロージング・オークションの導入も

東京証券取引所は、この日(4月21日)、「現物市場の機能強化に向けたアクション・プログラム」に基づき、現物市場の機能強化に向けた取組みとして、立会時間の30分延伸やクロージング・オークションの導入など、現物売買システム(arrowhead)の更改にあわせて実施することを明らかにした。システム更改については、2024年11月5日(予定)の実施に向けて準備を進めているという。

現物市場については、立会時間は15時に終了していたが、15時30分となる。そして、15時25分から15時30分にクロージング・オークションを行うとのこと。

クロージング・オークション・セッションとは、公平な終値を決定するため、後場直後の10分間に取引所で行われるセッション。通常時間帯(ザラ場)に約定が成立しなかった注文はこのセッションに引き継がれる。

またToSNeT-2(立会外:終値取引)についても下記のように変更となる。