タカラトミー、23年3月期の営業益を120億円から130億円に上方修正 『ポケモン』などAMゲーム拡大 キディランド・ガチャも伸長

タカラトミー<7867>は、本日(4月27日)、2023年3月期の連結業績予想の上方修正を行い、売上高1870億円(前回予想1700億円)、営業利益130億円(同120億円)、経常利益120億円(同118億円)、最終利益80億円(同75億円)、EPS87.23円(同80.83円)とした。

・売上高:1870億円(前回予想1700億円)
・営業利益:130億円(同120億円)
・経常利益:120億円(同118億円)
・最終利益:80億円(同75億円)
・EPS:87.23円(同80.83円)

従来予想からの修正率は、売上高10.0%増、営業利益8.3%増、経常利益1.6%増、最終利益6.6%増となっている。

・売上高:10.0%増
・営業利益:8.3%増
・経常利益:1.6%増
・最終利益:6.6%増

売上高については、主力の玩具事業が堅調に推移するとともに、国内及びアジア地域におけるアミューズメントマシン事業が拡大した、としている。国内では『ポケモンメザスタ』、アジアでは『ポケモンガオーレ』が活躍したと見られる。

また、ガチャ事業では大型集積売場展開と人気コンテンツを使った関連商品の売上が伸長したことに加え、小売事業キデイランドでは新型コロナに対する諸規制の緩和に伴う人流回復やキャラクター玩具の販売が伸長した。さらに海外事業における円安による為替の影響等もありプラスに作用した。

また、利益面については、円安影響などにより売上総利益率が低下したものの、売上高の増加による売上総利益の伸長、そして販売費及び一般管理費の効率的な運用を図ったことなどが奏功した、としている。

株式会社タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社タカラトミー
設立
1953年1月
代表者
代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
決算期
3月
直近業績
売上高2083億2600万円、営業利益188億1800万円、経常利益178億700万円、最終利益98億800万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7867
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