【ゲーム株概況(5/8)】Aimingが4日続伸　国内証券が目標株価を引き上げのセガサミーHDも3日続伸　1Qの2ケタ減益を嫌気されたアドウェイズが急落

5月8日の東京株式市場では、日経平均は5営業日ぶりに反落し、前日比208.07円安の2万8949.88円で取引を終えた。米FOMC（連邦公開市場委員会）で利上げが決定され、米国景気の減速懸念が強まったことに加え、GW連休前までの4日続伸の反動もあって、朝方から売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、Aiming<3911>が4日続伸と強さを見せたほか、バンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>やコムシード<3739>が大幅高した。

また、岡三証券が投資判断「強気」を継続し、目標株価を3300円から3400円に引き上げたセガサミーホールディングス<6460>が3日続伸し、年初来高値を更新した。

映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の好調を背景に任天堂<7974>もしっかり。

まんだらけ<2652>は、引き続き2023年3月の月次売上高(速報値)の好調を材料に買われて、3日続伸した。

半面、ネクソン<3659>や東映アニメ<4816>が売られ、大手ゲーム株ではコナミグループ<9766>がさえない。

周辺株では、連休前の5月2日に発表した第1四半期決算が2ケタ営業減益となったアドウェイズ<2489>が急落した。