コロプラ、第2四半期(10~3月)決算は売上高1.5%増と増収を確保 第1四半期は赤字だった経常益と最終益も黒字化 『DQウォーク』と『白猫』が好調

  • コロプラ<3668>は、5月10日、2023年9月期の第2四半期累計(10~3月)の連結決算を発表、『ドラゴンクエストウォーク』(企画・制作:スクウェア・エニックス、開発:コロプラ)や自社IPの『白猫プロジェクト』が好調に推移し、増収を確保した。

    また、第1四半期時点では赤字計上となっていた経常利益と最終利益も黒字での着地となった。

    売上高158億4400万円(前年同期比1.5%増)
    営業利益19億4400万円(同10.4%減)
    経常利益16億700万円(同40.4%減)
    最終利益9億3200万円(同48.3%減)

    各セグメントごとの状況は以下のとおり。

    ①エンターテインメント事業 売上高154億3400万円(前年同期比0.6%増)、営業利益21億5000万円(同9.1%増)
    売上の多くを占めるスマートフォン向けゲームでは、新作タイトル『白猫GOLF』および『MONSTER UNIVERSE』の配信を開始した。既存タイトルは『ドラゴンクエストウォーク』が好調に推移し、グループの連結業績に貢献した。また、自社IPの『白猫プロジェクト』や『アリス・ギア・アイギス』が人気IPとのコラボイベントを実施するなど、ユーザーとのエンゲージメントを高めるサービス運用を行った。

    ②投資育成事業 売上高4億6200万円(同45.1%増)、営業損益2億700万円の赤字(前年同期1億9500万円の黒字)
    グループ出資ファンドにおける営業投資有価証券の売却などによる収益が発生した。また、保有する営業投資有価証券の一部について減損処理を行った。

    ■2023年9月期予想は引き続き非開示
    2023年9月期の業績予想については引き続き非開示。グループを取り巻く事業環境は短期的な変化が激しいことから、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。

株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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