カバー、総工費27億円を投じて新スタジオを設立 モーションキャプチャーやレコーディングスタジオを備えた国内最大級の規模に

 

カバー<5253>は、この日(5月11日)、より高品質のコンテンツや次世代のエンターテイメントを提供するため、新スタジオを設立したことを明らかにした。約1年半を費やし、総工費27億円を投資した施設だ。新スタジオでは、最新鋭のモーションキャプチャー設備を構えるほか、レコーディング設備も併設しており、従来のコンテンツの開発スピードや制作自由度を向上させるだけでなく、より緻密な表現や高品質なコンテンツ制作が可能だという。

新スタジオは、モーションキャプチャースタジオ、クロマキースタジオ、レコーディングスタジオなど、コンテンツに合わせた収録を、全て1フロアで行うことが可能となっており、スタジオ全体の面積としては、テニスコート約10面以上となっており、国内最大級の規模を誇る。

新設したモーションキャプチャースタジオは、最新のVICONカメラであるVALKYRIE(VK-26)をスタジオ全体で200台以上設置しており、キャプチャー精度の向上のほか、繊細なモーションが撮影できるようになっている。このほか、コントロール周りでは最新のスイッチャーシステムを導入している他、熱源対策なども完備されている。

また、今回併設したレコーディングスタジオは音楽業界標準の機器が導入されており、スタジオ内でのCD音源やボイス収録などが可能となった。