タカラトミーアーツ、23年3月期は過去最高の売上、利益を達成…「ポケモンメザスタ」やカプセル玩具好調　ぬいぐるみ商品や「ガオーレ」も貢献

タカラトミー<7867>は、2023年3月期の決算発表で、グループ会社のタカラトミーアーツが過去最高の売上、利益を達成したことを明らかにした。具体的な数字については開示していないが、後日判明するだろう。同社がマーベラスと展開する展開するアミューズメントマシン「ポケモンメザスタ」、アジアで展開する「ポケモンガオーレ」が引き続き好調に推移した。

同社のガチャ事業においても、カプセル玩具の人気が高まっている市場環境の中、大型ガチャ売場の設置拡大とヒットコンテンツを使った大人向け商品の拡大等により売上が伸長した。さらにぬいぐるみ「もっちぃもっちぃ、海外版(Club Mocchi- Mocchi-)」などの販売も好評を博したという。

タカラトミーアーツの前の期(2022年3月期)の決算は、売上高290億4200万円(前の期比36.4%増)、経常利益38億9500万円(同142.7%増)、最終利益25億2500万円(同215.3%増)と大幅増収増益を達成したが、2023年3月期はさらに伸びているもようだ。

【2022年3月期の業績】
・売上高: 290億4200万円(同36.4%増)
・経常利益: 38億9500万円(同142.7%増)
・最終利益: 25億2500万円(同215.3%増)