スクエニHD、アミューズメント事業が復調鮮明に 23年3月期の営業利益は既存店回復で164%増の52億円と大幅増益
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>のアミューズメント事業の業績が復調を鮮明にしてきた。2023年3月期の決算は、売上高が前の期比22.9%増の563億7600万円、営業利益が同163.9%増の52億8500万円と大幅増益となった。
同社のアミューズメント事業は、アミューズメント施設の運営だけでなく、アミューズメント施設向けの業務用ゲーム機器・関連商製品の企画、開発、販売を行っている。
同社によると、アミューズメント施設の既存店売上高が前年を大幅に上回ったとのこと。新型コロナの影響で一時は大きく売上を落としたが、リオープンやインバウンドの回復に伴い業績を戻しており、コロナ前を上回る売上・利益を出すに至っている。
アミューズメント施設の業績が回復してくると、今後は、施設の業務用ゲーム機への投資が活発化することが予想され、業務用ゲーム機への需要も一段と回復することが期待できそうだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684