サン電子<6736>は、5月15日、2023年3月期の連結決算を発表し、売上高374億4900万円(前の期比0.7%増)、営業損失17億1100万円(前の期は13億6000万円の利益)、経常利益141億7400万円(同46.5%増)、最終利益68億7800万円(同144.0%増)だった。
・売上高:374億4900万円(同0.7%増)
・営業損失:17億1100万円(同13億6000万円の利益)
・経常利益:141億7400万円(同46.5%増)
・最終利益:68億7800万円(同144.0%増)
同社によると、モバイルデータソリューション事業及びエンターテインメント関連事 業において受注が堅調に推移したものの、連結子会社のCellebriteが第4四半期から連結から除外された影響で営業赤字となった。
経常利益が黒字化したのは、ドル高による為替差益28億9500万円と、デリバティブ評価益121億0700万円を営業外収益に計上したことによる。これに伴い、最終利益も増益となった。
なお、ゲームコンテンツ事業については、「いっき団結」を2月15日にSteamでリリースした。初日に日本の売上ランキングでTOP10に入り、同社のレトロIPが市場で通用した好例になった、としている。
