【ゲーム株概況(6/12)】1Q利益が2Q利益予想を超過のユークスがS高 M&Aで業容急変貌のHEROZもS高 4Qで営業赤字計上のgumiは大幅反落
6月12日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比168.83円高の3万2434.00円で取引を終えた。前週末の米国市場でハイテク株が買われた流れを受けて、国内市場も朝方から買いが先行し、上げ幅は一時200円超に達する場面があった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ユークス<4334>がストップ高し、一気に2000円台を回復した。ユークスは、前週末6月9日に発表した第1四半期決算で各利益項目が第2四半期累計の業績予想を超過する結果となったことが市場の関心を集めたようだ。
また、同様に決算関連では、バリオセキュア<4494>とストラテジットの連結子会社化の影響もあって2023年4月期の売上高が前々期比で2倍となったHEROZ<4382>もストップ高した。
そのほか、カヤック<3904>やIGポート<3791>、クルーズ<2138>などが買われた。
半面、2023年4⽉期の第4四半期(2~4月)が営業赤字計上となったgumi<3903>が大幅反落し、エイチーム<3662>も3日続落とさえない。
ほか、Aiming<3911>やコムシード<3739>、DLE<3686>などが売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社ユークス
- 設立
- 1993年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 谷口 行規
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4334
会社情報
- 会社名
- HEROZ株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役Co-CEO 林 隆弘/代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高48億4100万円、営業利益4億5100万円、経常利益3億6800万円、最終損益:11億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4382