サイバーエージェント<4751>は、6月22日、AIで効果の出せるランディングページを予測・制作する「極予測LP(キワミヨソクエルピー)」において、「離脱率レポート機能」を実装したことを発表した。
この機能では、CVR効果予測を行いながら制作したランディングページを配信し、訪れたエンドユーザーの行動ログを蓄積・専用のレポート画面に表示することで、ランディングページを構成するコンポーネントごとの離脱率が把握できるようになる。
ランディングページにおける課題点を抽出し、その部分を優先的に改善することで、より効果的な運用改善を実現する、としている。継続的に高い効果を出していくためにランディングページは何度も運用を重ねていく。
近年、検索連動型広告、ディスプレイ広告をはじめとする運用型広告では、広告効果最大化を目的とした継続的な運用が重要とされており、同社ではAIを活用しランディングページの効果の事前予測を行い、広告効果を最大化する「極予測LP」を2021年6月より提供している。
「極予測LP」では、現在配信中で最も効果が出ている既存ランディングページに対し、何度も予測をかけながら新しいランディングページを制作することで、よりスピーディーな運用改善および広告効果の向上を目指した。
実際にこれまでの実績では、「極予測LP」導入前のランディングページと比較し、「極予測LP」導入後は、2回運用を行った場合98%、3回運用を行った場合100%の確率でCVRが向上するという結果が見られたという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751