セガ、2023年3月期の決算は売上高15％増の1916億円、営業益9％減の175億円と増収減益　ソニック新作など好調も高採算のリピート軟調　『プロセカ』F2Pけん引【追記】

セガの2023年3月期の決算は、売上高1916億7800万円(前の期比15.3%増)、営業利益175億3900万円(同8.7%減)、経常利益171億9000万円(同16.3%減)、最終利益114億8800万円(同48.4%減)と増収減益だった。

・売上高:1916億7800万円(同15.3%増)
・営業利益:175億3900万円(同8.7%減)
・経常利益:171億9000万円(同16.3%減)
・最終利益:114億8800万円(同48.4%減)

セガサミーホールディングス<6460>傘下の大手ゲーム会社。セガサミーホールディングスの決算報告によると、新作は『ソニックフロンティア』や『龍が如く 維新! 極』などを販売し、販売本数は1009万本(前期は877万本)と好調だった。他方、採算性の高いリピートタイトルは軟調に推移し、販売本数は1779万本(前期は1843万本)と前年比ではマイナスとなった。

他方、F2Pタイトルについては、Colorful Paletteと共同で開発・運営する『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』、バンダイナムコエンターテインメントがパブリッシングを行い、同社が開発を担当している『ONE PIECE バウンティラッシュ』が牽引し、好調に推移した。

業績推移は以下の通り。売上高は直近では最高水準、利益面でも4期連続の黒字となった。