楽天グループ<4755>は、この日(7月4日)、連結子会社である楽天証券ホールディングスが東京証券取引所に新規上場申請を行ったことを明らかにした。後の日本取引所自主規制法人による上場審査を経て、東京証券取引所から上場承認を得る必要があり、現時点で上場可否と上場時期は確約されていない。
楽天証券HDは、株式上場を通じて、多様なステークホルダーを尊重しつつ、より自律的な経営視点を持った成長戦略を遂行できるようになるとともに、独自の資金調達を含めた様々な成長及び財務戦略が可能になる、としている。
一方、楽天グループでは、楽天エコシステムの拡大を成長の中心に位置づけており、楽天証券HDについては、上場後もグループのフィンテック事業を展開するうえで、重要な連結子会社と位置づけているという。
