【ゲーム株概況(7/7)】『DC デュアルフォース』の英語版ベータテスト開始のユークスが反発 通期業績予想を下方修正のトーセは4日ぶり大幅反落
7月7日の東京株式市場では、日経平均は4日続落し、前日比384.60円安の3万2388.42円で取引を終えた。米FRB(連邦準備理事会)による利上げの継続への警戒感から前日の米国市場が下落した流れが国内市場にも波及した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>やAiming<3911>が買われたほか、「すとぷり」運営のSTPRによる株式取得で前日も動意づいたUUUM<3990>が大幅高した。
デジタルカードゲーム『DC デュアルフォース』のPC版における英語版ベータテストを開始したユークス<4334>は4日ぶりに反発した。
シティグループ証券が投資判断を「2」から「1」に引き上げた任天堂<7974>もしっかり。
半面、トーセ<4728>が4日ぶりに大幅反落した。トーセは、前日7月6日に第3四半期決算を発表するとともに、通期の売上高・営業利益・経常利益の予想を下方修正したことが市場から嫌気される格好となったようだ。
ほか、円谷フィールズHD<2767>やタカラトミー<7867>などが売られた。
『ストリートファイター6』の販売本数が全世界で200万本を突破したと発表したカプコン<9697>は、一時プラス圏に浮上する場面があったものの、引けにかけて売られて小幅続落となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高46億1500万円、営業損益5億2200万円の赤字、経常損益5億100万円の赤字、最終損益2億6000万円の赤字(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728
会社情報
- 会社名
- 株式会社ユークス
- 設立
- 1993年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 谷口 行規
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4334